経鼻内視鏡は、経口内視鏡に比べてスコープが舌根部に触れないため、嘔吐反射が少なく、径が細いため挿入もあまり気にならないことが多いです(右シェーマ参照)。また、心肺機能に及ぼす影響も経鼻内視鏡は経口内視鏡に比べ検査中(特に食道入口部挿入時)に心拍数、血圧の変化が少なく、心筋酸素消費量も変化しません。その他、経口挿入時も経鼻ファイバースコープは、細径のため通常径ファイバーより楽に検査可能です。
また希望される方には、静脈内に鎮静薬(フルニトラゼパム、ミダゾラムなど)を投与することで楽に検査ができます。但し、使用した際は安全のため自転車や車での帰院はできませんのでご了承ください。
初めて胃カメラを受けられる方、過去の胃カメラ検査が辛かった方など、是非当院にご相談下さい。